node.jsを使ってjsファイルを実行する方法
node.js で実際にファイルを実行する方法です。
当ブログは WordPress で動いていますが、このレベルのブログであればわざわざ CMS で運用するほどでもないかなという考えで、ブログの静的化をしたいとずっと思っていました。
静的ファイルによるブログジェネレーターは Hugo などいくつかあります。ただ使ってみたところイマイチだったりしたので、じゃあ自分で作ってみようということで作りつつその備忘録として node.js の基本的な使い方みたいな感じでどこまで飽きずに続くか謎ですがまとめてみます。基本ローカルで実行するための備忘録です。
node.js とは何か、や node.js のインストール方法はたくさん記事が存在するので割愛です。
js ファイルの実行
ブラウザで HTML を読み込み js ファイルを実行する場合は、
<srcipt src="test.js"></script>と、head なり body の下部に入れてあげると実行が可能です。
node.js はブラウザで実行するわけではないので、コマンドプロンプトやターミナルを使って実行してあげます。
node.js が PC にインストールされている事が前提で js ファイルの実行環境、というほど大層なものではないですが、を作ってみます。
実行環境の作成
Windowsしか持っていないので Windows でのお話です。
分かりやすいようにデスクトップに「node-test」というフォルダを作ります。
つぎにその作った node-test フォルダの中に「test.js」という js ファイルを作成します。
当たり前といえば当たり前ですが、node.js で実行できるのは js ファイルです。この test.js を node.js で実行してみます。
test.js の中に書くのが実際に実行したいスクリプトです。
今回はテストなので
console.log("test OK!");とログを出すだけにします。
実際に動かしてみる
さっき作った test.js を実行したいので、コマンドプロンプトを開きディレクトリを node-test ディレクトリに移動させます。
「cd」と半角スペースを書いてフォルダをコマンドプロンプトにドラッグ&ドロップします。それで移動完了。
ディレクトリを移動したら
コマンドプロンプト
node test.jsとかき、実行します。これだけで簡単です。
すると、ディレクトリの構造は環境によって色々だと思いますが
//ディレクトリの移動
C:\Users\ユーザー名>cd C:\Users\ユーザー名\Desktop\node-test
//test.jsの実行
C:\Users\ユーザー名\Desktop\node-test>node test.js
test OK!と「test OK!」とログが出ます。
ブラウザだとデバッグツールのコンソールタグに console.log の内容が出ますが、コマンドプロンプトだとそのまま表示されます。
まとめ
node.js に限らずどんな言語をインストールしても、こんな感じで実行できるのであえて書かなくてもいい感じの内容ですが、最初なので。
js ファイルをブラウザでなく Windows 上で実行してしまうので最初は色々違和感はありますが、これが node.js です。この js ファイルの中に色々な命令を書いてあげればいろんなことが出来るわけですね。
実際にファイルそのものに変更を加えたり読み込んだりも当然出来るので、そんなことの組み合わせで静的サイトジェネレーターまで作れたら良いなーと思います。